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長い間のおつきあい ありがとうございました♡

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 最後の記事をアップして以来、かなりご無沙汰してしまいました。既に遠くなりましたが、「いろは塾」の開塾は2004年4月18日で、ブログをスタートしたのは約1年後でした。今日は、開塾の日からちょうど13年目の4月18日です。長い冬が明けていそいそと畑の見回りに出かけたところ、あの初日そっくりの青空が広がって、遠くから聞こえてくるJR小海線の響き、近くの農地で鳴き声を上げるキジたち.....。思わず歳月の流れを忘れそうになりますが、それでもやはり畑の周辺の環境は大きく変わっています。

 かつての田圃や野菜畑の多くがソバ畑に変わり、地域によっては山林が伐採されて太陽光発電のパネルが林立するようになっています。住民にも変化の波が押し寄せており、高齢者の中には他界されたり、農業から引退された方々もいます。かく申す私、はたけ番もそれなりに年齢を重ねてきましたが、近年この地に移住者が増えて、中には意欲ある若手の農業者も目立つようになっていることを喜んでいます。

 「いろは塾」はその使命を終えましたが、その後も自分たちのペースで「農」との関わりを実践しています。かつて一緒に働いた仲間たち、塾に参加してくださった方々、また応援してくださった方々全員に心から御礼申し上げて、最後のご挨拶といたします。これからも、近くをお通りの節はどうぞ気軽に声を掛けてください。


     2017年 4 月18日(火)

高原の桜もやっと満開に向かう好き日 農のいろは塾 はたけ番💕

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# by midori-net21 | 2017-04-18 19:31 | ご挨拶 エトセトラ...

甲州八ケ岳南麓 から 信州松本へ♫

5月の連休中に、信州松本から私たちを尋ねてきた方がいました。NPO法人「まつもと子ども留学基金」の植木理事長さんです。「軽トラでたった40分……。近いのでびっくりしました」とのこと。

早速(2008年の秋に仲間たちとワイワイ作った)いろは農機具小屋にご案内しました。→ 記事「念願の農機具小屋 10月に完成 

次に農道を上がって八ケ岳を望む畑へもお連れしました。

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こうして、ひょんなご縁で繋がった「まつもと子ども留学」さん。信州松本・四賀の地で、東日本大震災の被災地の子どもたちが安心して生活し、遊び、勉強する場所作りを目指して留学プロジェクトをスタートさせて、その一環として、子どもたちと一緒に野菜を作るのが念願だったそうです。「農のいろは塾」が閉塾した今、かつて参加者たちが使い、馴染んだ鍬や鎌や箕などの農具一式に、最良の受け入先が見つかったというわけで、双方ともにハッピー♪♪ 4月の終り頃に小屋の内部を整理し、農具を洗ったり磨いたりするうちに、重い肩の荷が降りて、気持が明るく軽くなったはたけ番でした

「まつもと子ども留学」の皆さんと子どもたちの発展を祈ります・・グッドラック♪♪

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まつもと子ども留学公式HP

# by midori-net21 | 2014-05-22 20:48 | ご挨拶 エトセトラ...

やつがたけ ・・ 晩秋から冬へ

 気がつけば、秋・・じゃなくって、お〜! すでに冬の気配です。今年の田圃は、今までにない豊作だったし、畑に撒いたレンゲソウやナタネの種は順調に推移しているしで、来年は元気と希望をもらえる一年になるのでは、ふふふ(勝手に期待w)
 
 ぼやぼやしていると、ビッグな広告にブログを乗っ取られそうなので、今日は、八ヶ岳の近影をアップすることにしました。撮影日は11月22日夕方です。

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 古代米田圃の稲刈りと天日干し、脱穀、籾すりの記事はなるべく早くアップしようと思っています。今年は、余所の団体のブログを掛け持ちで担当しているので、万事のろのろしていてごめんなさい! では、またそのうちにね、がむばりますよ〜♪
# by midori-net21 | 2012-11-25 19:49 | 季節と天気と生きものと

古代米田圃に 稲刈りの朝が来た♪

 晴れ上がりました。稲刈りとハサ掛け・天日干しの日ですから、こうでなきゃ困るわけ。過去も雨だったためしはないとはいえ、有難いことです。
 近場では、一週間ほど前から始まった稲刈り。高齢化が進行しているせいか、ウシを組み人力で干すのは私たちの可愛い田圃だけのようです。今回は備品がたくさん(竹6本、脚39本、ワラ)必要なので、今から近くの農家まで借りにいきます……。

 それでは、活動報告はまたそのうちに。じゃ、行って参りま〜す♪

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 (注)写真右側が私たちの稲。下の田圃の稲刈りは数日前に終了していました。
# by midori-net21 | 2012-10-14 09:11 | いろは田圃の稲パワー!

シュタイナー理論による堆肥づくりに励んだ日から1ヶ月・・・

 夜長を活かしきれないと、秋の日はつれなく短いもの。寒露を過ぎ、朝晩の寒さが身にしみる今日この頃、ちょっぴりズクを出してお田圃記録を続けましょう、にこにこ(笑)。先月9月16日に行った「田圃の実習」がテーマです。
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 八ヶ岳周辺も実りの色に染まった頃のお話。黄金色の稲田、純白のソバ畑……と言っても、標高が低めの地域ではとうに稲刈りが始まったというのに、私が住む周辺では十月に入ってやっと稲刈りを終えた田圃が目立つ程度。ソバに至っては、台風17号の影響もあったのか、刈取りはこれからのようです。毎年のように余所の農地の様子が気になって仕方ない実り季節のとう〜ら〜い、到来!
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 上の画像は、やっと穂が垂れてきた頃の赤米です。今では、黒米、赤米、モチ米すべてがずっしり重そうにうつむいて、秋風に揺れています。(撮影 9月14日)
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 さて、この日のハイライトは、堆肥づくり・其の2。
 田圃の奥に広がる樹下のスペースが、陽射しや雨など諸条件の点で最適地とのことです。前回作ったプチぼた山をスコップやフォークを用いて崩し、移し替え、新しい刈草と前回の土を交互に重ねて水を撒き、踏み固め、堆く盛り上げます。今回はさらに効果を上げるために、バイオダイナミックスのプレパラート(カモミール、ノコギリソウ、イラクサなどの)6種の調剤を至極薄く注入しました。(注)ホメオパシー理論です。どこかで聞いたことがありますね……。
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 なんだか難しそうな理論(「農業講座」参照)ではありますが、えっさかほい! と身体を動かすのは単純で快適で愉快です。「帰宅したら、本を読んでくださいね〜」の掛け声が届いたかどうか……(笑)

 ☆そして、このまま放置。12月に天地返しをして春の訪れを待ちます。
                       わくわく〜♪
〜 堆肥について 〜
 私たちの「農のいろは塾」では、8年前に地元の古老に教えを請い、カヤで四方を囲む昔ながらの堆肥場を作り、その中に枯葉、切りワラを交互に積み、水と米ぬかをかけながら踏み固めて放置し、発酵させるやり方を習得しました。以来、毎冬12月初旬に仕込み、2月頃に天地返し、春に香しい堆肥に触れるのが年中行事でした。

 今回は四方の枠がないだけで、基本は同じこと。ただし、シュタイナーの理論は宇宙の力を根源とするものでスケールが大きくって凡庸な頭には実に難解! 高齢でも頭は柔らかかった我が農の師がこの場にいたら、案外面白がったかもしれないなぁ、と思ったりして。
  ☆参考記事 竹を燃しながら 堆肥をつくる(2005.12.20)
 
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関心ある方は、R シュタイナーの「農業講座」第5講をお読みください。すぐ眠くなりますが(笑)
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  ソバ畑から望む八ヶ岳。そろそろファームの方々が刈取りに来る頃です。収穫
  の後は畑の冬支度。秋は気忙しい♪ では、またの報告をお待ちください。


 
# by midori-net21 | 2012-09-17 15:36 | いろは田圃の稲パワー!