カテゴリ:八ヶ岳の里山を歩けば…( 43 )

身近な農道で猟師と猟犬に出会う

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 先日冬枯れの棚田の畦をうろつく怪しげな獣を発見! とギョッとしたら、
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 「怪しくないなんかないっすよ、ただの飼い犬じゃないんだからさぁ」と、お仕事中の凛々しい猟犬なのだった。
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 じゃ、鉄砲持ったヒトも一緒? と見回したら・・・はい、ここに。猟期は過ぎたが駆除願いが出て働いているのとのことでした。狙いは、う〜ん、シカです。我らがいろはの田畑を年中駆け回ってるシカたちを思い出すと、農に親しむ身としては煮え切らない複雑な心境。
 こんなに身近に猟師を見かけたのは久しぶりのこと。十年ちょっと前までは、家のすぐ横でババーンと(雉を狙う)銃砲が響くのが冬の風物詩だった。次第に家が建て込み、あちこちに「狩猟禁止」の赤い標識の方が目立つようになって今日に至る。

 あ〜あ、シカさん、増え過ぎなんだよね……。   
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by midori-net21 | 2011-03-22 21:53 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

緑サポーター研修 神田の大イトザクラに参加

   緑サポーター日和。間違えて駆けつけたあの日と同じくらい穏やかに晴れ上がりました。
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今日の研修の目的は、樹木医の先生と一緒にバスで巨樹名木(1.根古屋の大ケヤキ
2.神田(じんでん)の大イトザクラ 3.山高の神代ザクラ 4.王仁塚の桜など)をま
わり、樹勢診断をすること。
はたけ番は、事情があって近場の大イトザクラにだけ参加しました。
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15年前に観賞した満開の晴れやかな姿はもう見られない。近年痛々しい姿に変わ
ってしまったこの桜(樹齢400年のエドヒガンザクラ、県内では珍しい枝垂)の
樹勢回復事業が昨年度始まった。

だが、先生は「すでに樹勢回復は無理。生命を維持させるだけ」と。
試みられているのは、土壌改良と不定根誘導だ。年明けには最後の手段としての
「根継ぎ」も導入されるという。

ズシンと来た先生の言葉
「設計だけに頼ってはならない。現場で判断していくのが大切」。
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緑サポーターたち(中には樹木医志望者も?)が互いに確認し合いながら、
各自「樹勢診断カルテ」に記入していく。
 → 最終的な活力度数値はーー非常に低かった(涙)。
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大イトザクラの樹勢が一気に衰えた大きな原因は、わざわざ桜の傍に通した舗装
道路だと講義で聞いた。道路の舗装は観光振興のため? 観光客へのサービス?

また、強風から保護するための防風ネットに対し観光客から苦情が絶えないという。
こうして、桜は、樹木たちは、文句ひとつ言わず静かに消えていくのみ。合掌。

     ▶やまなし緑サポーターの会公式ブログもご覧ください。
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by midori-net21 | 2010-11-06 17:55 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

【拡散希望】 クマを責める前に もっと知りたいナラ枯れ病のこと

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 こちらは、北杜市小淵沢の神田の大糸桜でございます。山梨緑サポーター会の研修(樹勢診断)日と勘違いして駆けつけてしまい大失敗。でもブログにログインする時間ができました(笑)

 この桜のことはまたの機会に触れるとして、ずっと気になっているのがナラ枯れ病のこと。昨年夏の講習会で、専門家からマツ枯れ・ナラ枯れを中心とする「山梨の森林最前線」の話を聞いて以来頭を離れない。最近あちこちでクマが出没すると騒がれているけれど、このナラやカシを枯らす(結果ドングリがなくなる)不治の病のことも併せ報道されているのかな? 私たちの足下の生態系をズシンと変えてしまうような怪現象だし、国家予算で取組まなければどうなる! というほどの規模で広がっているのに、広報が足らな過ぎじゃないのかな。なぜだ?
  参考 林野庁(画像あり)
  参考 農業情報研究所 (全国情報)

[お願い]水際作戦にご協力を! すでに長野、静岡まで来ている。山梨県は風前の灯。これは? という症状の樹木を見つけたら、すぐ山梨県森林総研(0556 22 8001)または緑化センター(055 276 202 )にご連絡を! 
見分け方等詳細は以下Moreに。
                                    

More(さらに詳しくは以下を・・)
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by midori-net21 | 2010-10-23 15:09 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

雪と事故ーー高原の冬をサバイバルするための注意事項

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 早朝から予報通りの雪になった。ふと見ると、近くの広域農道レインボーラインに警察の車が停まっており、ちらちらと人影が見える。しばらくしてレッカー車も到着した。スリップ事故だろうか。そこで、反対方向に廻って見ると……。
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 むむ、まだ新しそうな軽自動車が横転していた! 側溝に落ちず、運転者に怪我がなさそうなのは幸いだが。そこを通りかかった人がこう言った。「いやー、今朝は(県立酪農)試験場のところでもスリップ事故続出だった。みんなスピード出すから! 二台ほど起こすのを手伝ってやっているうちに、別のクルマが電柱に衝突してね」と。

 寒冷地では、スタッドレスに変えても冬場は油断禁物ーーと、運転免許の講習の際に言われたっけ。昨年暮れに霜が強く下りたある朝、日野春の跨線橋でスリップによる死亡事故が発生したのが記憶に新しい。その朝滑ってジグザグ走行したクルマは複数あったそうだ。跨線橋は下からの風で凍結しやすく危険だというが、このレインボーラインも見通しの悪いカーブや切り通しが何カ所かあるため、「特に冬場はこわい」と地元では言われている。かく申す "道路ウォッチャー" はたけ番mizki^^;も、このレインボー道路脇に黒々と凍った残雪があるのに気づかず激しく横転し、右鎖骨を骨折したことがある。もしヘル無しだったら、同時に頭蓋骨もやったかもしれない。もし、そこに対向車が来たら……などと想像するのもスリリングである。実は骨折は初めての経験でなかったが、あれ以来雪道には、せめて人並みに注意するようになっとります。
 寒冷地に住む皆さん、どうぞ気をつけて冬をサバイバルしてください! 

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by midori-net21 | 2009-01-09 14:09 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

八ヶ岳南麓 いつもの散歩道でさがす真冬の緑

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松の内を過ぎると、用足しに出かけた散歩道でもせかせかした歩調になりがちなのが哀しい。ここは畑だが、大昔から中央に尖った石が立っている。八ヶ岳周辺に多い縄文遺跡の一つで「立石」と呼ばれる(下欄参照)。ここの字名は夫婦(めおと)岩というそうだ。
 さて、この一面の緑にはいつになくハッとした。何だ? そうだ、麦だ! と気づいてなんとなくうれしくなった。

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 しばらく歩くと、竹林や古民家を過ぎた辺りに畑が広がっている。ふーむ、タマネギですよね?

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 森閑としたとした神社の杉林。ここを抜けると広域農道に出る。冬場にこの道を歩く人ってあまり見かけないが、今日もワンちゃん連れの一人に出会っただけだった。緑が消えた真冬の高原はどこもひっそりかんとしている。

More(大井ヶ森の「立石」について)
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by midori-net21 | 2009-01-08 17:46 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

初冬の野山で見つけた シックな色彩の植物たち

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 いつの間にか枯れていたホウキグサ。見つめると目が痛くなる程の紅さだった10月半ば過ぎのことなぞ遠いむかしのことのよう……。つまんでみると、その名の通り手ボウキとして使い心地がよいので、竹とシュロひもでうまく細工してみよう。

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 こちらは、一年で最も美しく輝くお年頃となったウバユリの実。 夏の夕暮れに浮かんでいた 驚かし顔 のあの花や、  初秋の頃の青い実 にもそれなりの魅力はあったが、冬の日のすっきりとした立ち姿には叶わない。
 "姥"という名に思い入れるわけではないが(笑)、自然界の冬のアートとして比類のない存在だと思う。(注)春先の若葉の画像を、MORE欄に載せておきます。

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by midori-net21 | 2008-11-29 18:21 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

景気低迷の折 めでたい千両の実に思いを寄せる

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 東京の実家の庭には、万年青(オモト Rohdea japonica Rot)と千両(センリョウ Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai)が毎年あきれるほど増えていた。八ヶ岳に一緒に引っ越しして来た前者は寒さに強く、ぴたり、新天地に適応している。しかし後者は……。気をつけたつもりでも二回程枯らしてしまい、どこかで買い求めた鉢植えがやっと実をつけてくれるようになった。
 
 画像は、小鳥に目をつけられる前に家に取り込んでしまった鉢植えの千両。穏やかに晴れ上がった日にはテラスに出しておくのだが、なんとかお正月まで元気にいてくれるだろうか。寒さが厳しそうな今年でもそうあってほしい。だって、あちこち灰色にみえる今の景気にパッと灯が点るような感じだから。


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by midori-net21 | 2008-11-23 19:59 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

落葉積もるころ 枯れゆくウバユリの実

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 よく見かけるウバユリの実が割れた。驚かし顔で咲いていた夏の花、トンボの指定席になっていた盛夏の実、青々とふくらんでいた初秋の実。いずれも人目を引くが、冬が近づき枯れ始めると楚々とした美しさに磨きがかかる。この世の冬に生きるヒトもそうありたいものだが、さて。
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 はら、はらと枯れ葉が散る季節になった。先駆けて散るもの、木枯らしに追い散らされるまで粘るもの、いろいろ。

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by midori-net21 | 2008-10-23 23:50 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

秋の畑をホウキグサの華麗な赤が彩る

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 今頃になると、私が住む地域の庭でよく見かけるのがこんもり丸いホウキグサだ。夏が終りかける頃、畑の隅のコスモスの傍に植えてみた。別名はコキア、kochia scoparia。アカザ科、ホウキギ屬の一年草である。原産地はアジアの温帯・ヨーロッパ中南部・アフリカという。
 秋が深まるにつれて目が醒めるほどの紅に染まり、小柄だが人目を引く存在になる。果実(とんぶり)は食用というが、この辺では食べている人がいるのだろうか。それよりも、この紅い塊が枯れる日を楽しみにしている。乾かせば本物の帚(ホウキ)として役立つとは、なんと面白い植物!

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by midori-net21 | 2008-10-18 18:11 | 八ヶ岳の里山を歩けば…

八ヶ岳南麓の秋に咲く薄紫色の花 ヨメナ

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 秋の日は短い。夕方回覧板を届けに出かけ、弱くなった陽を浴びながら川の周辺を歩いた時に眼についたのが、ヨメナ(嫁菜 キク科 Aster yomena 多年草)。

 秋になると、どこの道端でも見かける野菊だけれど、はびこるアカソ(赤麻 イラクサ科 Boehmeria tricuspis 多年草)の葉の中から小さな顔を覗かせていたのが何ともいじらしかった。

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by midori-net21 | 2008-10-09 18:49 | 八ヶ岳の里山を歩けば…