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ついに来た "籾すり" の日 青空と風と太陽と

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 朝9時過ぎ。空は澄み渡り、山々はくっきり。こういう日は風が強い!
 3月から始まった古代米実習コース最後の日とあって、みんな寒さに負けず、浮き浮きと会場ーー北杜(ほくと)市大泉町農業体験の家ーーに集まった。
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 まず、計量して、使用前と後を比べる。「くろ米、はい、30キロね」。
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 これが、もみすり機。ほとんどの参加者にとっては、初めまして的存在である。ここに籾を入れて二度すった(画像は二度目の黒米)。機械の性能により籾が多少混じってしまうそうだが、それは手作業で取り除くこととする。
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 入母屋造の古民家を改造した家は、いや〜、さ・む・い! というわけで、作業は戸外にシートを敷いて行うことになった。別の会館から延長コードを借りて来てくれた参加者さん、ありがとう! それと、お日様、温かさをありがとう!
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 段々要領を覚えて、スムーズに進行した初めての籾すり。「自分の分け前は、自分でする」がモットーなので結構時間がかかり、予定より1時間近くオーバーしての終了となる。お祭り気分とは遠かったが、参加者の一人に、「感想は?」とインタビューすると、「も〜、感動ですよ!」とのこと。そりゃあ。良かった! 

 田植えと稲刈りだけのハレのイベントでなく、米づくりを、地味な水管理を含めて全行程体験することに意義があるーーというのが古代米組開催の趣旨だった。「それでよかったんだね」と最後に思えたのは大きな歓びである。
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 これは、田んぼ番^^;が持ち帰った赤米6キロ(手前の小袋)と黒米少々(後ろの大袋の底にちょっぴり)。これらともち米(のはずが、すってみたらウルチがほとんどだったけど、しくしく……)で、新年1月末の日曜日に「お米の試食会」イベントを開催する予定である。
 新春からきっと、米づくりについて、野菜づくりについて、農業について、おしゃべりに花が咲くだろう。それもまた楽しみである。


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by midori-net21 | 2008-11-30 19:14 | いろは田圃の稲パワー!
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