晩秋 田んぼで輝いた "古道具" たちに感謝!

   唐箕(トウミ)をもの珍しそうに囲む数人、しゃがんで箕(ミ)を手にしている人もいる
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 箕(ミ)は、こちらのように収穫野菜を入れる時に用いる農具だが、真骨頂を発揮するのはこちらの記事の下の方、右画像のように、穀物などを入れて煽り上げ、その動作を何度も繰り返すことで、モミ殻、莢、殻などを風力で飛ばして取り除くという作業の時だと思う。しかし、コツがつかめないと、汗水かいて作った大事な収穫物を地面にばらまいてしまう。一度そうやってコリゴリしたはたけ番mizki^^;であるが、そんなひ弱さでは農家の嫁にはなれないーーどうせ今さらなれないーーのだ(笑)。

 上の画像でみんなが覗き込んでいるのが、今回使った唐箕である。脇に昭和三十一年山梨県○○○調製と墨書されているから、オーダーメイドなのだろう。唐の箕とは、文字通り中国生れ。日本では江戸時代に普及した便利な道具で、内蔵された扇風機を回して風を送り、ワラ屑やモミ殻、マメ殻などを吹き飛ばす。ヨーロッパにも伝えられて大活躍したそうだから、革命的な農具だったに違いない。

 21世紀の今だって農家の納屋に保管されているものも多く、大豆や蕎麦などの選別に使われる。これを貸してくれた八重ばあちゃんだってそうしている。それなのに、「え、そんな古いもん使ってやるのかぁ?」などとあきれ顔になるのは、何故かな。古い、古いと笑われても、たった50年前までは現役だったのに! 「今でも役に立つそんなに新しいものを何故捨てたり、燃したり?」とアンティークな家具調度品を愛好するヨーロッパ人なら、きっとそう言うだろう。
 私たちが好んで古道具を使うのは、農のイベント向きキャラだからという理由ではない。石油に依存する重機を使わずに済むし、こうして立派に用にたつ道具を使うのはリユース度満点のエコライフだから。はい、環境グループとしては当然の選択だもんね。
 「高くても道具は良いものを、それらを修理しながら長く使え」という亡き師匠の教えと、長坂自然農流古代米づくりが見事に合致して、破顔一笑 (^^)v なのだ。

 はたけ番mizki^^;の来年の田畑活用プランはまだ立っていないが、ここに来て急に足踏み脱穀機と唐箕が欲しくなってしまった。しかし、である。あぁ、広い敷地のある農家が羨ましい……。 


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by midori-net21 | 2008-11-13 16:03 | いろは田圃の稲パワー!
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