清春へ 芸術家村から郷土資料館へは歩いて一分

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 ここは、北杜二十四景の一つに選ばれたという清春芸術家村。お花見の頃は早朝から人が詰めかけますが、梅雨時はひっそり静かです。さて、この前を通って向かったのは、長坂郷土資料館です。ぼやぼやしているうちに最終日が13日に迫った展覧会を見に行きました。
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 いわく「北杜市は、山梨県有数の米どころです。すでに江戸時代、北杜市域の米は、甲府城下の商人の手を経て、甲斐国内に広く流通していました。とくに釜無川沿いの一帯は、南アルプスを源流に持つ良質の水と、稲作に適した砂が多い土壌に恵まれ、食味に優れた米の産地として有名です・・・」。(注)食味に優れた米とは、武川(むかわ)米として知られています。
 「稲作の北進 標高1000mの村の稲作」という展示は、いろは塾や古代米組田んぼがある旧小荒間村について。「北杜市域で最も高地にあった村の一つ。村は、湧水に恵まれていましたが、寒冷な気候のため、江戸時代初めは、水田がまったくありませんでした。しかし、小荒間村の人びとは、米作りに果敢に挑みました」。
 八ヶ岳から吹き下ろす強風には集落周囲に松を植えて防風林としたり、稲は早生種を選んで作付けするなど、冷涼な気候を克服する努力を重ねたのだそうです。
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 犂(スキ)、鍬(クワ)、唐箕(トウミ)等様々な古い農具も展示されていていましたが、田んぼ番^^;にとって、最も興味があったのは、何といってもこれーー水田用除草機です! 「明治の代表的農具発明の一つとされる」そうで、種類の違うものが数点展示されていました。
 郷土資料館の熱心な学芸員Sさんによれば、「昔は自分の体格に合わせて手づくりしたもの」とのことでした。いよいよ明後日に迫った田んぼの草管理には、まさかこういう道具が登場したりはしないでしょうね。してほしい気持もちょっぴりありますが(笑)

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by midori-net21 | 2008-07-11 17:03 | 地域のイベント レポート
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