農のいろは田んぼで古代米体験 5.11 苗の観察

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 標高900mの田んぼの苗床では、稲の発芽期に入りました。今年は春先に気温の高い日が続いたため、発芽が1週間ほど速いそうです。5月11日は前日の雨が残り、気温も低めでしたが、古代米田んぼには、この通り参加者がわくわく顔で集まりました。「うちが蒔いたところには芽が出なかったんじゃないかと心配で、前にのぞきに来ちゃった」と打ち明ける人も何人かいて、ははぁ、気持ちは共通なのだな、と頷く田んぼ番^^;でした。

     
 左画像は、タフベルを通してつんつん伸びている稲。右は、タフベルをはずし、説明を聞きながら身を乗り出す参加者たち。クリック、拡大してご覧ください。

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 どれが苗? 苗床には草も伸びてきています。丸い葉っぱ、大きい葉っぱは迷わず抜きます。そして残るのは苗ちゃんたちだけ? それなら人生簡単なのですが、稲の芽のそっくりさんがたくさん出ているのです……(泣)。イヌビエという植物で、食用にはならないそうです。「これです! 経験を積まないと見分けるのは非常に難しいですよ」という先生の言葉に、一同「うぇ〜っ」。

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 「もし稲だけ抜いちゃって、イヌビエ田んぼになったら?」というどす黒い不安で胸がいっぱいになった田んぼ番でしたが、「間違うから、覚えるんです」という先生の言葉に励まされて、ともかく作業開始、それっ!

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 これが話題のイヌビエの見本です。じーっと観察した結果、根元が赤みがかっているとか葉の色に鮮やかさが少ないなどの意見が出ましたが、リアルな作業現場では判別が非常に難しい。え、稲の見本画像はって? 大胆にさっと抜く人もいましたが「あ、間違いましたよ」と言われて、写真を撮る間もなくあわてて植え直しという羽目に! しかし、実によく似ています。田んぼで出会う自然界の不思議の一つですね。
 この日はまた、ケラによる食害という問題にも直面しました。「苗の甘くて美味しい部分を地中にもぐってぱくぱく食べてしまう」のだそうです。先生は、地面に残ったケラの跡を丁寧に押して平にしていきます。「ケラの巣の上に苗床つくっちゃったら、全滅ですよ」って……(汗)。そして、お馴染みの雀も美味しさを知っているため要警戒とかで、「畑じゃ、雀さんのこと気にしなかったよなぁ」と、思わず雨空を見上げてしまったのでした。

   

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by midori-net21 | 2008-05-14 15:57 | いろは田圃の稲パワー!
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