2007年 はたけ番の十大ニュース 10. 女性議会で中部横断自動車道について一般質問に立つ!

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 11月14日(水)北杜市初の女性議会が開催されました。
 模擬議会ですが、一般質問に対する行政からの回答は本物の議会と同等に扱うと説明されており、全42名の議員のうち特に一般質問に立つ10名は大張り切り。はたけ番^^;もその一人です! 前もって議会傍聴他の研修とリハーサルが行われたのですが、本番の日のテンションはかなりのもの。議場では、市長を始めベテランぞろいの部課長たちからもそれとなく緊張感が伝わって来たような……。

 最も印象的だったのは、議長です。柔らかい雰囲気ながらはきはきと全体を取り仕切り、清潔感あふれていて好感が持てました。いえ、男性議長が不潔感に満ちているというわけではないですが、ははは。
 傍聴席には、市の女連協や男女共同参画委員会委員、議員さんたちが詰めかけていて満席。上の画像は、ある女性の議員さんから頂いたものです。傍聴席数に限りがあるためか、一般市民には事前に広報されなかったのが不評でした。当日は、TV局や新聞社の取材も入っていました。私たちは皆質問内容を十分に準備したせいか、内部からは「格調高かった」との評も寄せられたのですが、夕方のニュースでどのように報道されたかーー想像できますか? それに対するコメントは、いずれ「後日談」として記す機会を見つけたいと思います。

 長〜い一日が終わっての感想は、「本物の議員さんの大変さがよく分かった」や、「本物と違って再々質問の時間が設定されていなかった。模擬議会とはいえ残念だ」、そして、「本物の議員は給与をもらっている。私たちは報酬ゼロでもやるもんね」など。いずれもポイントをついているかも


 さて、以下に北杜市女性議会全一般質問を掲載します。はたけ番^^;は、13番議員で、二つ質問をしましたが、スペースの都合上 (2) のみ掲載します。大晦日というのに何とも長〜く固〜い記事ですが、今年の10大ニュースの最後にこれが来てしまったのでご容赦を!




  
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[北杜市女性議会一般質問]
1 番  (1) 少子化対策について
2 番  (1) 公共施設の耐震工事に付いて (2) 有害鳥獣駆除対策について (3) 少子化対策について
3 15番  (1) 北杜市全域に愛育活動を普及することについて
4 番  (1) 学校教育と社会教育の連携について  (2) 耕作放棄された荒地について
5 番  (1) 男女共同参画推進の拠点について (2) 配偶者暴力防止法の改正にともなう北杜市の体制について
6 22番  (1) 後期高齢者医療制度について
7 4番  (1) 地域委員会について
8 13番  (1) 市民の多様な地域活動を支える交流の場づくりを (2) 中部横断自動車道 広く話し合いの機会を
9 11番  (1) ひとり親家庭の支援について (2) 食育の推進体制について
10 20番  (1) 男女共同参画を推進させるためのクォータ制の導入について (2) 北杜市男女共同参画庁内推進会議

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13番議員 (質問2) 中部横断自動車道 広く話し合いの機会を 

 北杜市ー佐久間が「基本計画区間となって以来、山梨側のルートや環境アセスメント等がどうなるのかについて一般市民には何も知らされていません。また、道路建設についてのきちんとした説明がないことへの不満が長くくすぶっています。

 日本での高速道路の歴史はすでに半世紀を越え、今は "環境の時代" です。中部横断自動車道を21世紀の視点で冷静にとらえ、情報公開を徹底し、計画段階のうちから市民が行政と意見交換を行ったり、話し合うことが必要ではないでしょうか。

 私は二十代前半ーー「日本列島改造論」が出版される前ーー東京で自動車免許を取得し、あちこちドライブを楽しんだものです。当時の道路事情は非常に悪かったですが、地球温暖化や環境問題について心配の少ない時代でした。
 以来四十年の歳月が経過し、今では山梨から余所に移動するようになりました。男女共同参画の研修のため、昨年は上越市、つい先頃は大津市に出かけましたが、遠出する度に高速道路網が飛躍的に整備されたことを肌で感じます。
 しかし、道路網が整備されたにも関わらず、訪問先の地方都市の何処でも耳にするのは、首都東京と地方の格差があり過ぎることです。
 かつて地域の発展のシンボルとされた高速道路に、影の部分が少なからずあることが近年指摘されています。全国の道路網を通じて、都会より地方で凶悪犯罪が多発している実態もよく報道されます。先日の朝日新聞に「道路神話に陰り」と題する記事が載り、「車が使えない高齢者のためのまちづくりを目指す自治体も出ている」とありました。
 それら負の面を考慮せずに高速道路建設を推進するのはあまりに一方的ではないでしょうか。時代は、人々が安心・安全な地域の中でいかに静かで良好な環境を享受して暮せるか、のソフトを重視するように転換しつつあるからです。

 このような流れで景観法が生れ、また国交省が新事業「日本風景街道」をスタートし、この地でも、"八ヶ岳南麓風景街道の会" が北杜市も加わって官民恊働で運営されています。

 それらを踏まえ、"新しい時代に新しい3つの視点" で、北杜市と中部横断自動車道について市長に質問します。

1. 観光産業の振興の視点 
 やまなし統計年鑑ほかのデータによれば、「通過する観光客数は増加しているが、宿泊客数の減少傾向が止まらない」とのことです。これからは豊かな自然を売り物に『長期滞在型リトリートの杜』」が早く実現するよう願っています。
 ところが中部横断自動車道は「特に北杜市をただの通過地点にする」と危惧されています。すでに3カ所のインターチェンジを有する北杜市です。新たな高速道路建設とリトリートを謳う観光産業の振興、との整合性についてご見解を伺います。   

2. 環境と景観の視点
 私たちの北杜市の魅力は他に類を見ない見事な山岳景観と高原のきれいな空気と水と豊かな生態系ーーそこで営まれる地域色ある暮しにありますので、高速道路建設が市の自然環境・景観・人々の住み心地にもたらすであろう「変化」のプラスとマイナス両面についてのご見解を伺います。   

3. 最後に、21世紀最重要課題の一つ、男女共同参画の視点
 男女共同参画推進の最大のネックは地域、特に地区運営が長く男性中心でされていることにあります。日頃から重要な取り決めごとは男性の仕事とされているため、いざスケールの大きい議題を男女で話し合おうにも、まともな意見交換をするのは困難です。普段の心がけや行いの積み重ねが大切なのです。

 市の将来を思い案じる気持に男女の差はありません。日頃から地区運営が男女共同で実践されてこそ初めて、人間関係の風通しがよくなり、地区が、地域が、北杜市が、生き生きと蘇るのではないでしょうか。

 この問題の改善のため、「市内全地区の役員のうち最低一名を女性とする仕組みづくり」へのご見解、また、それと併せ、「市民対話」をさらにバージョンアップし、中部横断自動車道について広く話し合いの機会とすることへのお考えを伺います。

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後日談などなど・・ 本当は、これが一番「真相はコレだ!?」的で面白いのですが、なにせ大晦日です。いずれーー鬼もあまり笑いそうにないくらい間近に迫った新年のーータイミングの良い時にでも載せたいと思います。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。


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by midori-net21 | 2007-12-31 20:41 | 地域のイベント レポート
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