八ヶ岳南麓 長沢宿で地域の歴史、日本の歴史と出会う

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 ここは、昨日訪れた長沢のかつての本陣です。この門をくぐると、そこは過去の歴史が息づく別世界。ここで「地元の人が語る歴史と暮らし〜長沢宿(佐久往還)と 数百年続く輿水家」という催しがありました。

 ここ山梨県北杜(ほくと)市は、2004年11月に合併する以前は北巨摩郡という名の地でした。「巨摩」という地名には古い起源があり、こちらウィキペディアのサイトに判り易くまとめられています。NHK大河ドラマ「風林火山」の舞台ですので、ご存知の方も多いでしょう。


   
 講演会場の外には、かつて用いられていた農具類が展示されていました。味噌づくり用に大豆をつぶす鉄の道具もあって、「あ、ほしい!」

   
 広い土間に面した囲炉裏の間。上がり口には骨董ものの看板が並んでいます。右画像は、輿水家に伝わる古文書(の一部)。漢文の素養のない現代人には読めません!

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 ここが会場です。パワーポイントで古い家族写真などが紹介され、県史や古文書に基づいた昔の交通と長沢宿のお話や現在のご当主の思い出話などが語られました。参加者の中には、ご実家が若神子(わかみこ)宿だったという方もいて「小さい頃、祖母から話を聞かされてね」と感慨深そうでした。
 あの門にたどりつく小道がかつての「佐久往還」の一部と知った時は、私もぞくぞくっとしてしまって……。親しみある郷土資料館からの出前講座って佳いものです。


 ^^; 私たちのグループも3月下旬、ここをお借りして「シネマ&トーク2007」を開催しましたが、天井の高い古民家の中は囲炉裏があってもかなりの寒さでした。私は、ご当主の輿水順彦さんとは市の男女共同参画委員会でご一緒しています。彼の横顔はーーニューヨーク・マラソン、東京マラソン等を制覇している団塊世代のスポーツマン。「この講演を頼まれて家捜しをしたら、家系図が見つかったよ。特に興味なかったからねぇ」と(笑)。
 次回は、この長沢宿の風情ある街並みと都会からの移住者(俗に "新住民" )の地域活動について語ってみたいと思います。




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大豆つぶし器。右手すぐ奥に見えるのが、石臼です。
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by midori-net21 | 2007-07-02 13:15 | 地域のイベント レポート
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