竹の棒振り回すナタネ畑 熱中症には気をつけよう!

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 曇ってほしかった日曜日。朝9時を回ると太陽がぎんぎらし始めた。いろはナタネ畑では、二人の男性がなにやら話し合っている。「すごいね、この量。これたったの3人でやるんですかね」「始めなきゃ、いつまで経っても終わりませんから」「鳥に食われちゃうの悔しいしね」
 6月末に刈り取られ、山盛りに積み上げられたナタネはシートに4杯分。それを毎日雨を気にしながらひたすらひっくり返して乾かしてきたはたけ番の忍耐強さは特筆に値する(と信じる……)。
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「やるぞ、それっ!」照りつける太陽の下で、ナタネを踏んだり竹の棒でぼんぼん叩いてタネ落とし2時間半。途中ほうじ茶ブレイク一回。茶菓なし。目の前がくらくらし始める頃にやっと終了。きっとカワラヒワたちは、何処かの木の枝からやきもきしながら我々を見守っていただろう。ごめん、少し地面に落としておいたからね。

 さて畑直送のタネは湿気を帯びたままコメ袋に収まって並んでいるなう。これから選別、乾燥、保存までの道のりがまた手がかかるのだ。いま安心して放っておくと、去年のように下の方のタネが黴びてしまう羽目に(笑)。

「ずいぶん手がかかるよね」「これで金にならなきゃ、みんなやめちゃうよ」「農業で食っていけるようにしないとね」三人は、つくづく日本の農業の来し方を嘆くのであった。「行く末については……(無言)」それは、農家出身者のいない(と思われる)農水省さんの手中にあるのだ。
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by midori-net21 | 2011-07-03 22:19 | こちら 菜種クラブです
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