【拡散希望】 クマを責める前に もっと知りたいナラ枯れ病のこと

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 こちらは、北杜市小淵沢の神田の大糸桜でございます。山梨緑サポーター会の研修(樹勢診断)日と勘違いして駆けつけてしまい大失敗。でもブログにログインする時間ができました(笑)

 この桜のことはまたの機会に触れるとして、ずっと気になっているのがナラ枯れ病のこと。昨年夏の講習会で、専門家からマツ枯れ・ナラ枯れを中心とする「山梨の森林最前線」の話を聞いて以来頭を離れない。最近あちこちでクマが出没すると騒がれているけれど、このナラやカシを枯らす(結果ドングリがなくなる)不治の病のことも併せ報道されているのかな? 私たちの足下の生態系をズシンと変えてしまうような怪現象だし、国家予算で取組まなければどうなる! というほどの規模で広がっているのに、広報が足らな過ぎじゃないのかな。なぜだ?
  参考 林野庁(画像あり)
  参考 農業情報研究所 (全国情報)

[お願い]水際作戦にご協力を! すでに長野、静岡まで来ている。山梨県は風前の灯。これは? という症状の樹木を見つけたら、すぐ山梨県森林総研(0556 22 8001)または緑化センター(055 276 202 )にご連絡を! 
見分け方等詳細は以下Moreに。
                                    



ナラ枯れ(カシノナガキクイムシ)
 コナラ、ミズナラ、クヌギなどのナラ類、カシ類が夏から秋に赤変して枯死するもの。1930年代から日本海側で被害が出始めたもので、原因はまだ解明されていません。マツ枯れ同様「大きな良い樹木」からやられます。 対策は、早期発見、早期駆除のみ。山梨県ではまだ発見されていませんが、すでに長野、静岡で見つかっており、目下「水際作戦」展開中!
 見分け方 高さ2m以下の幹から大量の木屑が樹下に散っていること。また、シイタケ原木(県外産のほだ木)は非常に危険、赤信号です!
☆ナラ枯れ 新聞記事
マツ枯れ(松くい虫)
 カミキリムシとマツノザイセンチュウとがペアを組んで、マツを3ヶ月で死に至らしめる巧妙なメカニズムについては、すでに有名です。北杜市内では、国の天然記念物 "舞鶴の松" が手当の甲斐なく枯れた例も。 ☆参考ブログ記事
 見分け方 幹を削ってみてヤニが出なければ危険! 被害木は、放置せず、カミキリムシが活動開始する前の5月下旬までに切り倒して焼却するのがベストだという。
☆松枯れの原因 参考サイト

 [Q] なぜ樹木は枯れていくの?
 [A] それは、たった四十年余のうちにヒトの生活が変わっちゃったから。昔は、薪を風呂や炊事など日常生活に使っていました。刈草や枯れ葉の利用などで里山は常に手入れされていたけれど、生活が便利になり、農業にも化学肥料が使われるようになり、豊かさを追求するうちに里山奥山も荒廃の一途を辿った、と・・・。
 森林県山梨からマツが、ナラやカシが消えちゃったら、何が残るのだろう。立派な道路? 立派なリニア? 立派な建物? その景観を想像してみてほしい。
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by midori-net21 | 2010-10-23 15:09 | 八ヶ岳の里山を歩けば…
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